「鉄道がもっとわかると、電車に乗るのがもっと楽しくなる」をコンセプトにした「鉄道まるわかり002 小田急電鉄のすべて」(A5判、定価:1600円+税)が発刊されました。
発行したのはインプレスグループで鉄道・旅・歴史メディア事業を展開する株式会社天夢人(本社:東京都港区)。
内容は、複々線の完成、新型ロマンスカーで注目を集めた小田急電鉄の、車両、駅、路線、歴史、未来を見据えた活動など。沿線ファンのみならず住民、通勤・通学で利用利用する人にとってもより理解を深める図書でしょう。
主な内容は次の通り。
●第1章 小田急電鉄の企業がわかる
東京・神奈川を中心に事業を展開する 特急ロマンスカーが人気の小田急電鉄/複々線の完成でラッシュ時の混雑緩和 新型ロマンスカーも導入し新たな顔に/フレキシブルな需要に応えた
小田急電鉄が持つ2つの顔/箱根や江の島など観光地を中心に展開する 小田急グループの鉄道・船舶事業。ほか。
●第2章 小田急電鉄の路線がわかる
首都圏屈指の通勤・行楽路線・小田原線1.新宿~登戸/行楽路線を実感できる車窓風景 小田原線3.本厚木~小田原/行楽客輸送から通勤路線へ 江ノ島線・相模大野~片瀬江ノ島/小さな歪みも見逃さない徹底した保線作業で快適な乗り心地と安全・安定輸送を支える仕事。ほか。
●第3章 小田急電鉄の駅がわかる
上下2層構造の巨大ターミナル駅 小田急小田原線・新宿駅/2層構造の地下駅に変貌 小田急小田原線・下北沢駅/かつての遊園地名を駅名に残す 小田急小田原線・向ケ丘遊園駅/交通の要衝として発展を遂げた
小田急小田原線・町田駅/小田急唯一のスイッチバック構造駅 小田急江ノ島線・藤沢駅。ほか。
●第4章 小田急電鉄の車両がわかる
展望席を設けた最新型ロマンスカー GSE(70000形)/3代目地下鉄乗り入れ車両 4000形/ワイドドアなど多様な改良が行われた 2000形/初めて展望席を設けたロマンスカー
NSE(3100形)/“小田急顔”と呼ばれたデザイン 2400形・2600形・5000形/定時運行と安全で快適な運転を両立させる運転士の仕事。ほか。
●第5章 小田急電鉄の歴史がわかる
新宿~小田原間を一気に開業 通勤・通学と行楽客輸送を両立/1923~1947 地下鉄構想から全線一気の開業へ/1961~1977 新宿駅の大規模工事と多摩線開業/1978~1990 地下鉄乗り入れとホテルなどの多角経営を推進/2004~2018 念願の複々線工事がついに完了。ほか。
●第6章 小田急の魅力がもっとわかる
開発で沿線の魅力をアップ 集客フック駅を生かした街づくり/観光地巡りに便利な企画乗車券で 沿線観光をお得に楽しむ/いち早く訪日外国人向けサービスに 取り組んだ小田急電鉄/最上級の“おもてなし”を目指した ロマンスカーの車内サービス/農業やオンラインショッピングなど異分野の事業にも積極参入。ほか。
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