「田沼武能写真展 東京わが残像1948-1964
 
《紙芝居に夢中の子どもたち》[佃島]1955年(左)       《ウインドウ・ショッピング》[銀座]1953年(右) 
  下町を中心に「戦後東京」の写真に多くの作品を出した写真家・田沼武能(1929- )の写真展が世田谷美術館で開催されています。
 浅草生まれの田沼は、東京大空襲で生家を焼き出され逃げ惑う体験、その時の鮮烈な記憶が自身の写真家を志す動機、名取洋之助主宰のサン・ニュース・フォトス社に入り、木村伊兵衛の助手として写真修業をスタートしたのが写真家のはじまりといいます。

 『藝術新潮』の嘱託写真家として、また、タイム・ライフ社(アメリカ)と契約、世界中を取材撮影しフォト・ジャーナリズムも手掛けました。

 本展では、終戦直後の焼け野原から出発し、さまざまな矛盾を内包しながらも再生を目指し激しく変貌した東京の、1964年オリンピックに至るまでの諸相をとらえた写真180点を「子ども」「下町」「街の変貌」の3つの視点から紹介します。
 また、特別企画として田沼撮影による世田谷ゆかりの文化人の肖像写真24日点を併せて展示、総計204点の写真作品で「戦後東京」の姿を振り返ります。

会 期 平成31年4月14日(日)
 休園日 毎週月曜日
開園時間 10時00分~18時00分(入場は17時30分まで)
会 場 世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化)(世田谷区喜多見5~27)1階展示室
アクセス ・小田急線「成城学園前」駅下車、 南口から渋谷駅行バス「砧町」下車徒歩10分
・小田急線「千歳船橋」駅から 田園調布行バス「砧町」下車徒歩5分、ほか
 内 容
料 金
一般: 1,000(800)円、 65 歳以上:800(600)円、大高生::800(600)円、中小生500(300)円
※ ( )内は 20 名以上の団体料金。
※ 障害者は500円、大高中小生の障害者は無料。介助者は(1名につき 1名)は無料。
問合せ 世田谷美術館〔TEL:03-3465-6011

















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