「世界のクリエイティブがやってきた 2019
 
「東京小網町鐘橋通 吾妻亭」(井上探景・画)/1888年/錦絵 

 広告の社会的・文化的価値への理解を深めてもらおうと、吉田秀雄記念事業財団が2002年開館した港区「アドミュージアム東京」で今開催している「世界のクリエイティブがやってきた 2019」展(写真下右)で、広告の起源は江戸時代であったことを紹介しています。

 世界史上でも類をみないきわめて長期間平和の続き、町が賑わいを見せ始めた江戸時代。商店の軒先を飾り、商いの目印になったのが看板。商品模型看板、簡単な文字看板、絵看板など(写真上)、看板が町にあふれました。これが「広告」の始まりでした。

 明治時代では新聞・雑誌というニューメディアの誕生。たくさんの情報をより多くの人々に伝えることができるようになっていきます。「広告」という言葉は新聞から生まれたもの。それまで「ひろめ」などといわれたものが「広告」という言葉に定着していきました。

 昭和時代になると味の素、仁丹など、現存する企業(写真下左)の広告が見あたります。「当時、何をしていたか思い浮かび、なつかしく思いました」との声も。

 
   
会 期 2020年3月21日(土)
 休館日 毎週日・月曜日
開館時間 11時00分~18時00分
会 場 アドミュージアム東京(B2F)(港区東新橋 1-8-2 カレッタ汐留)
アクセス 大江戸線汐留駅下車徒歩6分、JR新橋駅下車徒歩5分
料 金
無 料
問合せ アドミュージアム東京〔TEL:03-6218-2500

















『マイソフトニュース』を他のメディア(雑誌等)にご案内下さる節は、当社までご連絡願います。
Copyright(c)1999-2019 Mysoft co. ltd. All Rights Reserved.