「BONUS TRACK(ボーナストラック)

 

2020年3月31日


 小田急電鉄の線路跡地「下北沢線路街」に、新たな複合商業施設「BONUS TRACK(ボーナストラック)」が4月1日にオープンした。
 「下北沢線路街」に既に「下北線路街 空き地」や「シモキタエキウエ」など個性的な施設が開業、展開しているが、ボーナストラックは「個人の商いを応援する長屋」というユニークなスタイルだ。

 新たなスタイルの商店街は2階が住居で1階が店舗という、働きながら暮らす「店舗住宅一体型のSOHO」4棟と4店舗の商業棟からなる。他では見られない個性豊かなテナントばかりが集まり、飲食店や物販、シェアオフィスにシェアキッチン、住居もあって、ひとつの小さな街のようだ。

 小田急電鉄㈱ではボーナストラックについて、
 「その目的の1つは、都心のなかで働きながら暮らし、地域とつながるような場所にすること。2つ目は、昔は下北沢には個性的なテナントが多く、それが街の魅力でもありましたが、いまは下北沢の賃料が高騰していることから淘汰されてしまい、どんどんチェーン店化している現状があります。そこで、個性的なテナントさんを支援するという目的もあります。3つ目は、世田谷区のなかでもこの地域はかなり空き家率と高齢化の高いエリアです。そこをこういった長屋という形をとり、若い人たちも呼び込みながら、暮らしながら働けるという支援をみせ、空き家に対しても埋めていけるような秘策にしたいという思いがあり、ここを中心に広がりのあるようなことを展開していきたいと考えています」 (3月30日の内覧会で小田急電鉄㈱橋本崇開発推進部課長)と説明した。


















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