「ウィズコロナ」の生活が長引く中、人々が住みたい街にも大きな変化が出てきた。
住宅情報サイト・ライフルホームズでは賃貸不動産に関する問い合わせの内容を分析して、人々が住みたいと思う街に、今年2月の前回は5位だった小田急沿線「本厚木」がトップになったと、9月11日の日本テレビ系番組で発表した。
本厚木に住む人たちの感想。
「あんまり人気ないと思ってたから意外」
「びっくりしました。本厚木って友達に言ってもあんまり知らないって人が多かったので、これを機会に知ってもらえたらなと」
「車でちょっと行くと川だったり山だったり自然がいっぱいあるので、子供にもいいかなと思う」
「これまでは駅から近いことと、通勤距離が短いことが、賃貸住宅選びの大事な要素だったのですが、リモートワークが増えたことで、都心から少し離れても電車を乗り換えずに済む場所や、大きな商業施設がある郊外のターミナル駅のような生活の利便性がいいところを重視するようになりました。」
本厚木は、駅周辺に大型商業施設などがあるので生活に必要な物が一通りそろう便利さがある一方で、10分ほど離れると閑静な住宅街が広がる、繁華街と住宅地のバランスが取れた街。「乗り換えなし」で都心にアクセスできること。本厚木駅は、小田急線で新宿まで50分ほど。
今までの、より勤務地に近いとか、出勤にかける時間をできるだけ短くという選択肢のひとつが消えつつある。コロナによるリモートワークの普及で、人々が住環境に求める価値観そのものが大きく変化してきている。
長谷工アーベスト「住みたい街ランキング」では海老名
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