「138億光年 宇宙の旅 」展
 
 (2020年11月21日)
 
 (上:2020年11月21日)
 

 若田光一、古田聡両飛行士の国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在、小惑星探査機「はやぶさ2」カプセルの地球帰還など、今、何かと話題の多い宇宙関連情報かまびすしい。

 宇宙開発の先駆け「国際宇宙ステーション」は、NASA(アメリカ航空宇宙局)が中心となって世界各国が協力し成しとげた通信衛星。その通信衛星や測位衛星の開発過程で生み出された技術に役立つものがある。宇宙という特殊な環境に対応するためにごくうすい膜によって保温できるアルミ製の保温シートや、逆さになって書いてもインクが出続けるボールペンなど、身近に存在する様々な技術。宇宙開発を通じて培われたノウハウがスピンオフしてうまれた幾多の民生品が人々にも多くの恩恵を与えている。


 東京都写真美術館では2021年1月24日まで「138億光年 宇宙の旅」展を開催中。

 本展では、NASAの画像を中心に、観測衛星や惑星探査機、宇宙望遠鏡等がとらえた驚異的な天体写真、さらに、すばる望遠鏡、アルマ望遠鏡など国立天文台関連の大型望遠鏡による観測成果の一部をコーナー展示。
 
 NASA活動が、宇宙から多様な画像を提供することにより地球を見直す視点を様々な形で与え続けた貢献は大きい。ハッブル宇宙望遠鏡(写真右下)による観測写真のコーナー(写真右上)では、ハッブル宇宙望遠鏡から撮影された地球上の姿の展示もある。


 【上】ハッブル宇宙望遠鏡による観測写真の展示
 【下】ハッブル宇宙望遠鏡

会 期 2021年1月24日(日)
 休園日 毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)、年末年始(12月29日から1月1日)
開館時間 19時00分~18時00分/木曜~金曜 10:00~20:00
会 場 東京都写真美術館目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内)
アクセス JR山手線恵比寿駅1出口から徒歩約10分
料 金
一般1000円 / 学生800円 / 中高生・65歳以上600円
小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害をお持ちの方とその介護者は無料
問合せ 東京都写真美術館〔TEL:03-3280-0099

















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