「
阪本トクロウ|デイリーライブス」
重度の結核のため救世軍杉並療養所での闘病生活中に生きる希望を失いかけたが、画家として絵を描くことに希望を見いだしたという作者が催している展覧会。
「二十世紀シリーズ」11点、 「ギリシャ神話シリーズ」40点、「イソップシリーズ」 50点の、三つのシリーズに共通するのは線の技法とヒューマニズム。
本展では「水面」3点、「地図」「夜景」各2点などに加え「呼吸」が突出して11点、展示。
「阪本の作品は、日常的で身近な風景を自ら撮影した写真をもとにトレース・転写して描かれています。その際モチーフの中に潜んでいる良さを引き出すために、観察に基づき、余分な要素や作家の個性は排除され、必要な要素に着目して描き出された作品は、見たものをそのまま再現する写実・写生ではなく、モチーフの本質を表現する写意へと変化されているように感じられます。」と主催者解説。
写真右はチラシ掲載の「呼吸」伊達作品。展覧されている現物作品は立体感があり迫力を感じる。
呼吸 1000×1000㎜ 2014年
会 期
~
2021年
2月28日
(日)
休館日
2月17日
(水)
、24日
(水)
開館時間
10時00分~19時30分
会 場
武蔵野市立吉祥寺美術館
(武蔵野市吉祥寺本町1丁目8番16号 FFビル7階)
アクセス
JR、京王井の頭線吉祥寺駅中央口(北口)から徒歩約3分。コピス吉祥寺A館7階。
料 金
大人300円、中高生100円
(小学生以下・65歳以上・障がい者の方は無料)
問合せ
武蔵野市立吉祥寺美術館〔TEL:
0422-22-0385
〕
『マイソフトニュース』を他のメディア(雑誌等)にご案内下さる節は、当社までご連絡願います。
Copyright(c)1999-2021 Mysoft co. ltd. All Rights Reserved.