「下北線路街」のおよそ中心位置:開発エリア08、下北沢駅南西口すぐの位置にこの11月、5階建ての建物A棟、一部2階建ての建物B棟が「コミュニティをつくるライフスタイル提案型施設(商業)」として、開業の運びになっている。
核となるA棟(「(tefu)lounge」)のテーマは「まちのラウンジ 」。仕事、勉強、読書、お茶、語らいなど、個人が思い思いの形で使える「ラウンジスペース」中心の複合施設で、グローサリーショップ、ロースタリー、イベントスペース、ミニシアターなどで構成される計画。
B棟は3軒の建物が連携する構造。「地域の暮らしを豊かにする“食”」をテーマにカフェや食物販の事業者を公募する。
A棟を既に完成している開発エリア09「シモキタエキウエ」(下北沢駅上階)をデッキで接続させるなど、B棟を含め駅周辺エリアの回遊性を重視した計画だ。
一番街から始まった下北沢のまちは、この度打ち出された「「(tefu)lounge」で生まれるコミュニティからさらなる多様性を育み、シモキタエリアの魅力を引き出したい」という企画により、これまで駅出入り口なく後れをとっていた下北沢駅南西口界隈が開け、まち全体アップが見込まれる。
【写真左】 シモキタエキウエから見たA棟(左)とB棟(右)の外観パース
【写真中】 下北沢駅南西口改札から見たB棟(正面)と広場の外観パース
【写真右】 地上レベルから見たB棟(手前)とB棟(奥側)の外観パース : 2021年4月27日付下北線路街ニュース Vol.7 より
|