 |
|
 |
|
|
夏の優品展「清涼消暑の美」 五島美術館 |
|
| 【写真上】 怜悧怪異話 きのきいたばけものがたり 十返舎一九著 江戸時代 【写真右 リーフレット】 夏のひととき 寺崎広業筆 大正時代 【写真下】 五島美術館エントランス 開催ボード（2021/06/26時点）  |
 |
 |
五島美術館と大東急記念文庫の収蔵品から、時節柄、「涼」をテーマに絵画、書跡、陶芸の優品約５０点の展示会。
展示室内には日本画に表された瀑布や消暑風景、清雅な禅宗の墨跡、秋・冬の和歌を詠じた古筆、ばけもの古筆、涼やかな青磁や白磁、藍色が美しい青花のやきものなどが並べられ、涼しさ気分を味わってもらおうという試み。
実際、大瀑布を描いた墨跡日本画（高士看瀑図 橋本関雪筆）には、滝壷の岩にたたずん眺めている人…。じっと見つめていると、その人の気に深く取り込まれ、涼しさがこみあげくる。
あたかも綿のような雲の間から紺青の山頂を見せる富士山を描いた横山大観作品。山頂に象徴の雪がない。
展示品のなか、寺崎広業筆「夏のひととき」は一連の作品の中でもひときわその清涼感が際立ち、目を引く。
|
||||||||||||||||
| 『マイソフトニュース』を他のメディア（雑誌等）にご案内下さる節は、当社までご連絡願います。 Copyright(c)1999-2021 Mysoft co. ltd. All Rights Reserved. |