「『武相荘の秋』展 2021」
蚊も飛びこう「武相荘-散策路」の自然
(写真左)
白洲次郎の書斎
(写真右)
書斎表の掲示
2021年9月11日
白洲次郎と白洲正子夫妻。
「秋の気配が感じられる頃になると、妻「白洲正子」は、秋のぬくもりの感じられる木地の品々や秋草を活ける花器など、身の回りを秋に向かって切り替えていくのでした」
町田市鶴川の「旧白洲邸 武相荘」
(写真下右)
では11月28日まで、『武相荘の秋』展2021を開催しています。
昭和18年
(1943)
に鶴川に引越して来た白洲次郎は、家族とともに暮らした今のすまいを「武相荘」と名付けました。武相荘とは、武蔵と相模の境にあるこの地に因んで、また彼独特の無愛想をかけたといわれています。
四季折々の展示では、様々な分野で時に奔走し活躍した二人の仕事と生活の様子、小川が流れ虫や鳥がさえずる屋外の「散策路」
(写真下左)
なども紹介。
「武相荘」は今日、多くの白洲夫妻ファンが訪れる町田市の観光スポットとなっています。
家の奥には白洲次郎の書斎
(写真上左)
があり、その表には掲示
(写真上右)
があり次の貼りがありました。
【家の北側の隅に6畳ほどの部屋があり、どういうわけか別に1間ほどの突き出た板の間がある。
両側は本棚にしているので、実際に使えるのは真中の1メートル半四方しかない。
そこを私は仕事場にしている。6畳の部屋は全部本棚で、本棚に入りきれぬものはダンボールに入れて積んであり、そのダンボールの山が机のそばまで押し寄せてきている。
書庫とも書斎ともつかぬ殺風景な仕事場だが、まったく世間とは隔絶しているので、ここだけが私の自由な天地である。】
『武相荘の秋』展 2021
会 期
~
2021年
11月28日
(日)
休園日
毎週月曜日
開館時間
10時00分~17時00分
(入館は16時半まで)
会 場
「旧白洲邸 武相荘」
(町田市能ヶ谷7丁目3番2号)
アクセス
小田急線 新百合ヶ丘各駅乗り換え2駅目「鶴川駅」北口下車、徒歩15分
※乗用車 計16台の駐車スペースを用意
入館料
1100円
(税込) ※小学生以下の入館は出来ません。
問合せ
武相荘〔TEL:
042-735-5732
〕
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