「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」
元箱根「見南山荘」風景 

  心地よい気候に恵まれた箱根の地、元箱根「小田急山のホテル」の前身「見南山荘」の版画作品が「川瀬巴水 旅と郷愁の風景」展に出品されています。

 三菱企業グループを形成した小彌太は目の前に広がる芦ノ湖、雄大な富士山の箱根10万坪の土地に1911年、「見南山荘」を建設。狩猟、ゴルフ、ボート遊びができ、邸園では富士山と芦ノ湖に向かってツツジが楽しめたと伝えられています。

   
「見南山荘」について 「見南山荘」

 
 川瀬巴水 旅と郷愁の風景

 大正から昭和にかけて活躍した版画家・川瀬巴水(1883~1957)の版画作品展。
 「堅実な写生と抒情的感性が高度な木版技術と融合した巴水の風景木版画は、今なお国内外の多くのファンを魅了し続けています」

 その版画制作を支えたのは、浮世絵版画にかわる新しい時代の版画《新版画》を推進した版元・渡邊庄三郎。

 本展では、初期から晩年までに制作した精巧・緻密で鮮やかな木版画作品約280点を、ふるさとの東京や、旅で描いた風景をシリーズという形で結実させた巴水の木版画を、会期を前期・後期に分けて展示。 。
 詩情豊かな版画群を生みだす「伝統木版技術」も、映像で紹介しています。

---東京シリーズの主な作品---

<東京十二題>

五月雨ふる山王  井の頭の残雪  深川上の橋  木場の夕暮
  品川沖  戸山の原  春のあたご山  …

<東京二十景>
芝増上寺  新大橋  神田明神境内  お茶の水  浅草観音の雪晴   上野清水堂  明石町の雨後  桜田門  瀧之川  荒川の月
  不忍池之雨  月島の雪  大森海岸  平河門  … 
 
   

会 期 【前期】~2021年11月14日(日)   【後期】11月17日(水)~12月26日(日)
 休園日 毎週月曜日 年末年始 11月16日(火)展示替えのため
開館時間 10時00分~18時00分(入館は閉館30分前まで)
会 場 SOMPO美術館(新宿区西新宿1-26-1)
アクセス JR新宿駅西口から徒歩5分
 内 容 第1章 版画家・巴水、ふるさと東京と旅みやげ
第2章 「旅情詩人」巴水、名声の確立とスランプ
第3章 巴水、新境地を開拓、円熟期へ
料 金
一般1300円 1500円  大学生1000円 1100円  小中高校生 無料 無料
 障がい者手帳をお持ちの方 無料 無料
問合せ 〔TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)

















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