江戸・東京の歴史や文化を紹介する江戸東京博物館ではこの4月1日から2025年度まで休館します。
1993年3月の開館から約30年経過、施設の経年劣化で大規模修繕が必要となったためで、再開は2025年度中の予定。
大規模改修を機に、60万点以上に及ぶ収蔵品の再整理とデジタル化を進め、常設展示室の展示空間が生まれ変わるとのことです。 |
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江戸東京博物館は菊竹清則の設計「20世紀最後の大規模博物館」とされ、高床式の倉をイメージしたユニークな形状をもつ。広々とした吹き抜けの館内には、江戸時代の日本橋や芝居小屋などが再現され、当時の雰囲気を手軽に楽しめる場として人気を博してきた。
江戸時代の日本橋は長さが25メートルもあり、実際に歩いて渡ることができる。歌舞伎の芝居小屋「中村座」、明治期に発行された「朝野新聞」、マンモス団地のはしりとされる「ひばりが丘団地」の一室など、展示は時代とともに変わる東京の街が感じとれる。 |