東京23区初の区立美術館として開館した「板橋区立美術館」では「ボローニャ国際絵本原画展」を開催、同時期に「絵本のまち板橋」を唱えて板橋区内や周辺で関連のイベントを開催します。
「ボローニャ国際絵本原画展」は、イタリア北部の古都ボローニャで毎年開催されている絵本原画コンクールの入選作品による展覧会。単なる展覧会ではなく、世界中の新人イラストレーターたちの登竜門としても知られています。
2022年度は過去最多の92か国3873件のエントリーがあり、29か国78作家が入選しました。 ↗ |
↗ ノンフィクション作家柳田邦男さんは「絵本は人生に3度読む時期がある」「大人にこそ絵本」といい、時代状況を鋭く映し出している絵本は大人にも気づきを与え、みずみずしい感性をよみがえらせると語ります。
同展覧会では、フィクション70余点、ノンフィクション7点の、多彩な表現、テーマ、技法による絵本原画が展示されています。
子供時代とはまた違った深い味わい、新しい発見を見いだす良い機会でしょう。 |