「文字から探る古代の府中」

 どのような文字を、何に、どのように、なぜ書いた?資料に残された文字を手掛かりに、古代の府中を探
    
 【左】地中から見つかった「古代の暦」(武蔵台遺跡出土漆紙文書、東京都指定文化財、当館蔵)    【右】ヘラで「多下」と書かれた瓦(武蔵台遺跡出土、当館蔵)            
        
  府中市内では、古代武蔵国府跡を中心に文字の書かれた土器や、やきものの硯が多く出土しています。また、国府跡中枢部や武蔵台遺跡から出土した武蔵国諸郡の名が刻まれた瓦・塼(レンガ)は、国府・国分寺が武蔵国全体をあげて創建されたことをありありと伝えてくれます。当時は限られた人のみが文字を読み書きできたこと、意味があってその素材・道具を用いて文字(記号含む)が残されたことも注目すべき点です。  ↗     本展示会で、人びとがどのような意識のもとに、何を書いていたのかを推測しながら、土器・瓦・硯などの考古資料を中心に古代の府中について探ります。
 府中市内の貴重な資料はもちろん、周辺市域で出土した資料も展示します。

          @府中市郷士の森博物館2022/7/13リリース  
 
会 期 2022年 10月30日 (日)
期間中の休館日 6月6日(月)・13日(月)・20日(月)・27日(月)
開館時間 9時~17時(入場は16時まで)
会 場 府中市郷土の森博物館(府中市南町6-32)本館 2階企画展示室
アクセス 【徒歩の場合】武蔵野線・南武線、府中本町駅から20分/京王線・南武線、分倍河原駅より20分/西武多摩川線、是政駅より20分
展示資料例 (※実際の展示物とは形式が異なる場合があります)
地中から見つかった「古代の暦」(武蔵台遺跡出土漆紙文書、東京都指定文化財、当館蔵)ヘラで「多下」と書かれた瓦(武蔵台遺跡出土、当館蔵)
墨で「多研」と書かれた硯(府中市宮町1丁目出土、府中市教育委員会蔵)
動物の形を模した硯(府中市府中町1丁目出土、府中市教育委員会蔵)
墨で「国」と書かれた土器(府中市寿町1丁目出土、府中市教育委員会蔵)
展示構成  はじめに
1.古代の文字事情 どんな道具でなにに書いた? 【コラム】すごいぞ!漆紙文書
2.「むさし」と「たま」 どんな文字を書いた? 【コラム】多磨郡ってどんな郡?・東京最古の寺院「多磨寺」
3.武蔵国府と文字 なぜ国府の跡で文字が見つかるのか
4.これからの研究 どこで文字を書いた?
おわりに
入場料
大人300円、中学生以下150円、4歳未満無料
問合せ TEL:042-368-7921/FAX:042-360-8217

















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