府中市郷土の森博物館特別展多摩川のアユみ


歌川広重画「魚づくしのうち 玉川の鮎」
府中市内を流れる多摩川
多摩川を代表する
アユ
との関わりを
歴史、自然、民俗など  
   多角的視点から紹介。
多摩川はどんな川で   
アユはどんな魚か、
そして人々がアユと
どのようにかかわってきたのかを
約70点の資料やパネルで紹介!

 
 府中市の南端を流れる多摩川は、流路延長138キロの一級河川です。流域には様々な生き物が生息しており、独自の生態系を構成しています。また、流域の人々にとって多摩川は、漁業、上水や農業用水としての活用など、生活するために欠かすことのできない存在です。
 そんな多摩川に生息する代表的な魚がアユ。江戸時代には、とれたアユが一級品と評価されて市場に流通していました。将軍に献上されていたことも知られています。昭和初期までは「見せる漁」として、アユ漁を主軸とした観光産業も盛んでした。  
↗  もちろん、アユは多摩川における生態系の一部としても重要な存在です。水質汚染や水量減少などによる環境の変化でその数が減少した時期もありますが、近年では再び増加しており、現在でも多摩川を代表する魚と言ってよいでしょう。
 本展示会ではそんな多摩川とアユに視点を定めました。江戸時代以降におけるアユ漁に関連する歴史、アユのために使用した漁具などとともに、生態系や環境の変化も含めて、多摩川とアユのかかわりを多角的に紹介します。
@2023/02/08付リリース
会 期  2023年2月4日(土)~3月12日(日)
開館時間 9:00~17:00(入館は16:00まで)
休 館 日 会期中の休館日はありません。
会 場 府中市郷土の森博物館(府中市南町6-32) 本館1階 特別展示室
入 場 料 大人300円 中学生以下150円  4歳未満無料  ※博物館入場料で観覧できます
展示構成 1 アユの来る多摩川
  1-1 多摩川はこんな川
  1-2 アユはこんな魚
  1-3 日本とアユのかかわり
2 多摩川アユ漁のアユみ
  2-1 なりわいとしてのアユ漁
  2-2 観光資源としてのアユ漁
  2-3 描かれた多摩川とアユ漁
  2-4 多摩川のアユ漁とその漁法
     2-4-1 鵜をつかう 鵜飼
     2-4-2 ワナをしかける 筌漁・モジ漁
     2-4-3 釣りあげる 釣漁
     2-4-4 一網打尽 網漁

  2-5 現代アユ漁と資源管理
3 現在の多摩川アユ
  3-1 多摩川アユの減少と復活
  3-2 アユの復活で野鳥も増えた
  3-3 多摩川のアユみは続く
 問合せ TEL.042-368-7921 府中市郷土の森博物館















『マイソフトニュース』を他のメディア(雑誌等)にご案内下さる節は、当社までご連絡願います。
Copyright(c)1999-2022 Mysoft co. ltd. All Rights Reserved.