牧野富太郎生誕160年記念特別展
「拝啓 牧野富太郎さんへ
」
展
― 「雑草という草はない」の牧野さんモデルのNHK朝ドラ『らんまん』4月3日放送開始 ―
練馬区立牧野記念庭園記念館
高知県出身の植物学者
・牧野富太郎さんの人生をモデルとした
オリジナルストーリー、NHK朝ドラ『らんまん』。
牧野博士はただひたすらに植物を愛し植物の多様性を認め研究を重ねました。
幾多の困難に見舞われても植物の研究をあきらめなかったのは、自身が「草木の精」だと思うほど植物が好きであったからだといいます。
植物に対する礼儀から正装して野山を巡り「雑草という草はない。それぞれに名前がある」といつくしんだ牧野富太郎博士の“雑草魂”から、90年にわたる研究生活の中で付与した植物学名の数は1500を超し、収集した植物標本の数はおよそ40万点を数えます。
牧野博士で特筆できるひとつに、博士の著書「大日本植物志」第1巻第2集
(1902年)
に載るチャルメルソウの図
(右)
にみられる、詳細で緻密な植物図を自ら描いたこと。
植物の全形図をほぼ中央に配置して、その周囲を部分図が埋め尽くすという構図をとり、多数の図から構成されても雑然とした感じがなく、むしろ均整の取れた美しさが感じとれます。
4月3日
(月)
から9月29日
(金)
まで、
全26週
(130回)
の放送開始
放送開始に先立ち、練馬区の牧野記念庭園では
3月31日まで、
「拝啓 牧野富太郎さんへ」
展が開催されています。
全国から寄せられた310通の「手紙コンテスト」。
手紙の中から12作品が選ばれ、
「植物には人を変える力がある(中2)」
「キンモクセイは牧野富太郎博士が付けた事を知る(12才)」
「牧野富太郎博士のような人になる
幼い頃のあこがれ(25才女性)」
などの手紙作品が展示されています。
@2023/2/18
【牧野富太郎生誕160年記念特別展】
【左】晩年書斎にて。病床でも標本を眺め、庭の植物を観察していた。
【右】大正15年
(1926)
に大泉に居を構えた牧野さんが「我が植物園」と呼び大切にした庭。現在牧野記念庭園として解放。
「拝啓 牧野富太郎さんへ」
展
会 期
~
2023年
3月31日
(日)
休園日
毎週火曜日
展示時間
9時30分~16時30分
会 場
練馬区立牧野記念庭園記念館 企画展示室
(練馬区東大泉6-34-4)
アクセス
最寄り駅:大泉学園駅[南口]から徒歩約5分
入場料
無 料
問合せ
牧野記念庭園記念館〔TEL:03-
6904-6403
〕
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