小田急電鉄では新型コロナウイルス感染症による環境や働き方変化に対応したオフィスの在り方を検討した結果、新宿本社の一部が小田急線の中間に位置する好適地「海老名」に移転することに決定。すでにこの2月、海老名市めぐみ町2番2号
ViNA GARDENS OFFICE内(写真下)に、移転を済ませている。

【 ▲ ViNA GARDENS OFFICEエントランス 】
小田急電鉄経営ビジョンでは「地域価値創造型企業」を目指しており、地域に新しい価値を見出す取り組みを推進してきた。
海老名に本社機能の一部を移転し二極化体制をとり、地域と一体となりながら一層のエリア開発、賑わい構築に力を入れ、「海老名をより住みたい、住み続けたい街にしていく」目標を掲げる。
こういった取り組みは2019年よりスタートした、世田谷代田駅から下北沢、東北沢駅までの線路地下化に伴う、全長約1.7㎞に及ぶ土地開発「下北線路街プロジェクト」の完成で、実証済である。 ↗
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↗ 海老名市は神奈川県のほぼ中央に位置し、都心にも観光地へのアクセスにも良いことから、以前から開発が進められてきた。2002年東口に開業した「ビナウォーク」をはじめ、複合商業施設「ビナフロント」の開発、賃貸・分譲マンション住宅供給等。
海老名駅も「沿線中核駅」として模様替えが進められた。
2016年3月特急ロマンスカーの停車駅に、
同年海老名「Vina GARDENS」の開発計画始動、
2021年4月には「ロマンスカーミュージアム」開業、
2022年1月海老名駅自由通路に直結する「ViNA GARDENS OFFICE」完成、等々、
海老名地域発展に深く関わってきた。

コロナ禍を経て多様な働き方や生活スタイルが推奨される時代となって、30~40代のファミリー層の移住が多いともいわれる海老名の、今後が注目される。
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