収蔵コレクション展異国の風景」
 
長谷川町子は昭和39年(1964年)、
海外旅行が自由化されると共に、その年の7月にはヨーロッパ旅行へ出かけています 。
   
 その後も外遊は 続き、あるときは姉と二人、あるときは母親をつれて、あるときは妹と ふたりと、生涯で 巡った国は20数ヵ国にも及 びます。全ては町子の未知なるものへの好奇心のなせるわざでありました 。町子が姉の毬子と美術品の蒐集を始めたのが昭和30年頃からで、それらの美術品の中には海外の風景をモチーフにした作品も少なくありません 。
  今回の収蔵コレクション展「異国の風景」では、画家が自ら 外国に取材した作品や、異国の地に思いを馳せて描いた作品などを収蔵作品の中から選りすぐり、展示紹介いたします。中国の大自然を描いた東山魁夷「江畔放牧」、加山又造「彷北宋青緑山水」、シルクロードに取材した平山郁夫「月下らくだ行」、「アフガン人」、九寨溝を描いた楊紹良「聚寶天池」、インド に取材した荒井孝「 光采 」、 ヴェネツィアのゴンドラを描いた松村公嗣「舟唄」、フランスで絵を学んだ荻須高徳「ポスターのあるベルヴィール風景 、パリ 」やユトリロの「マロールの教会」など、魅惑的な異国の風景が並びます。

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                             @2023年7月27日付リリース
   松村公嗣
「 舟唄 」 紙本彩色 50 号
 

会 期 2023年8月5日(土)~2023年11月26日(日)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日。ただし、9月18日(月)、10月9日(月は開館、9月19日(火)、10月10日(火)は休館)
開館時間 午前10時~17時30分(入場は閉館の30分前まで)
会 場 長谷川町子美術館世田谷区田谷区桜新町1~30~6)
アクセス 田園都市線・桜新町(西ロ)下車、西口よりサザエさん通り徒歩7分
※当館には駐車場がありません。
入館料 一般900(800)円、65歳以上800(700)円、大高生500(400)円、中小生400(300)円。
※( )内は20名以上の団体、障がい者手帳をお持ちの方とその介護者。
問合せ 長谷川町子記念館TEL.033701・8766 FAX.03・3701・3995

















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