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「北斎のまく笑いの種」展
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北斎や門人たちは多くの作品に「笑い」の描写を取り入れておりました。
笑顔の描写やユーモアのある表現など、
北斎と門人たちが描いた多様な「笑い」を紹介します。
2023年9月23日のすみだ北斎美術館
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■■■■ 展示構成 ■■■■
第1章 笑顔いろいろ
第2章 多種多様な笑い
第3章 北斎と門人が描く戯画の世界印象派誕生前夜
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企画展《北斎のまく笑いの種》チラシ |
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福袋と打出の小槌(うちでのこづち)を持ち、俵に乗った笑顔の大黒天が描かれています。
七福神の一柱として親しまれている大黒天はインド由来の神で、凶暴な戦闘神ともされていましたが、日本に渡り温和なイメージになったといわれています。

大国主命(おおくにぬしのみこと)との習合により純和風の姿も一般化し、子(ね)の神とも習合して鼠を使いとするイメージも持たれるようになったと伝わります。
※半期で同タイトルの作品に展示替えをします
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笑いの種
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「笑」がつく言葉 |
嘲笑 失敗による笑い 怪しい笑い
締まりのない笑い 門人の虚画・風刺画
「北斎漫画」の戯画 狂句入戯画
風流おどけ百句 これも風流おどけ百句
鳥羽絵集会 謎かけ戯画集 ほか
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絶笑 … たいそう笑うこと
哄笑 … 大口をあけて笑うこと
呵呵大笑 … からからと大声をあげて笑うこと
嗤笑 … あざけり笑うこと
人笑 … 他人から笑われること
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