ぼくのゆめ
ぼくわおおきくなったら、せいぎのみかたになりたいです。　せいぎのみかたになって、あくとたたかいたいです。

はるか昔に書いた、小学校の頃の作文。担任の女性教師は、中途半端な丸と共にこんな感想を書き添えていた。
「ユニークで想像力に溢れた夢ですね」　理不尽だ！ どうして人の夢を勝手に想像と決めつける？
この夢を父と母に打ち明けたら、母は苦笑いでこう言った。「だったら、にんじんも食べられるようにならなきゃね？」にんじんと正義の味方は関係ないと反論したら、父に拳骨を食わされた。理不尽だ！ どうして正論を暴力で押さえつける？
理不尽だ！ 世の中は理不尽なことで溢れてる！
そんなある日、後楽園遊園地で、僕はあの人に出逢った。僕のヒーローに。　あの日、心に誓った。彼のようになろうと・・・・・・
失踪した、某国の次期王位継承者のお姫様。　その失墜を企む兄の王子。
突然、彗星のように現れた謎のアイドル。　若者たちの間で密かに蔓延するサプリメント。
複雑に絡まる糸を操るのは、宿敵「インヴィジブル・インサニティ」。
お鷹さん！ クマ！ 新人！ ＧＲ７、出撃だぜっ！！！

アクターズ・ラボの専任講師であり、劇団東京乾電池の座付き作家でもある加藤一浩の戯曲。海辺の喫茶店とその隣の土地を舞台に、だらだらと時間が過ぎていくようでいて、クライマックスの連続であるような、説明されているようで、何も説明されていないような、21人の登場人物のごった煮の群像悲喜劇です。

様々なジャンルを股にかけるコメディアン、インコさんによるスタンダップコメディライブ「その２」。
「狂気の体幹訓練」「秋葉原アート販売チクショー論」「こんなところにベスト・キッド」等など
世の中の様々な事柄をついばむ男がノンストップでお届けする８０分！

今回の公演は「ドロボー・シティ」というタイトルです。もちろん泥棒の話です。

ルパン３世とかそういう、泥棒だけど悪い人じゃない人の話がわりと好きです。シンパシーを感じるんです、私も「演劇とかやってて定職にも就かずふらふらしてるけど、悪い人ではない」と周囲の人に思われてるはずなので。いや、悪い人だと思われてる可能性も否定できないけど、悪い人じゃないと思われていると信じていないとやってられないので、シンパシーを感じさせてください。で、あひるなんちゃらの芝居は、だいたいいつも、ちょっとバカだけど悪い人ではない登場人物が多い、というか、ほとんどそんな人ばっかりが出てきます。あ、同じだな、と思いまして。今までは、同じだな、とか思ったら、俺のオリジナリティとは！、みたいなことを考えてボツにしてたんですけども、いやいや、同じだからこそ面白い芝居ができたりすることもあるんじゃないの？っていうような、そんなことを思ったので、やってみます、泥棒の話。

とはいえ、大泥棒が、古代王朝の財宝とか、あなたの心とかを盗んでどうこうっていう話を書いたら、それはオマージュやインスパイアという名の限りなく盗作に近い芝居になってしまうので、小泥棒の話にしました。小泥棒などという言葉は無いと思いますが、まあ、そんな感じの、小泥棒駄弁芝居です。上演時間は７０分を予定しています。

笑いと涙！そしてハードな時代劇アクション！劇団　イーストンズが贈る、第１１弾公演、十手ガール捕物帳！名うての岡っ引きだった父親が何者かに殺された！父の十手を持って捜査に乗り出したのは、娘のさくら。オヤジの子分をひきつれて、十手のふさふさ桜色。江戸の町を舞台に繰り広げる、痛快捕物帳！