海外旅行先で四人姉妹に起こる悲喜こもごもを通して、 私たち女にかかった呪いと未来について書きました。
居場所を求める女たちの、切実なコメディです。
(主宰・作・演出 花岡美月)
<推薦コメントをいただきました>
作、演出の花岡はすっごく真面目な子なんだと思う。
だから芝居作りもとても真面目だ。台本や演出も観せたい事やりたい事が明確だ。
あとは出演する演者が醸し出すユーモアやお茶目さを融合出来ればきっと素敵な芝居になるはずだ。楽しみだ。
ー西條義将(モダンスイマーズ)
なんでもないやり取りの積み重ねが、1時間半後にかけがえのない時間だったと気付かされ波となって押し寄せてくる、
それが僕の中の少女東京奇襲です。「終わらないで」っていつも思います。
-伊藤俊輔(ONEOR8)
思春期を懸命に生きようとしていたじぶん、は、今のわたしにとって憧れの存在なのかもしれない、あの頃のじぶんと、
あの頃に憧れていたあの子に再会する、そこには醜く皮肉な美しさだって混在する、奇妙なひと時…。
- 笹野 鈴々音
少女東京奇襲には爽やかさは感じられない。
むしろ「念」みたいなものを感じる…。
観念、情念、執念、断念…。次はどんな「念」なのか、皆さんも体験してみませんか?
あっ、ホラー劇団ではありません、あしからず。
-小豆畑 雅一(劇団青年座)
なんでもない瞬間を、なんでもないように見せる為に、沢山沢山試行錯誤を繰り返す少女東京奇襲。
だから本当の空間になるし、その空間に住むちょっとおかしな人達を、たまらなく愛おしくさせる天才が、
花岡美月だと私は思います。
-小口 ふみか