羽根木の梅林の歴史


羽根木の梅林の歴史
 昭和42年5月笹が生い茂る丘(当時は、根津山とか六郎治山とか呼ばれていた)に、区議会議員選出記念として、初めて55本の梅が植えられ、以来、今日までに約10回の植樹が行われ、本数も700本(紅梅172本、白梅528本)になりました。
 特に、昭和46年の東京100周年記念植樹の230本、昭和47年の区制40周年植樹の100本は、梅林としての地位を固めた植樹です。

 品種別には紅白合わせて66種あり、この中には、薄紅大輪の「見驚(けんきょう)」、花良し、実良し、香り良しというので名付けられた「花香実(はなかみ)」、同じ木で花弁が紅白同居し、一輪一輪違う「思いのまま」など珍しいものもあります。

 また、実のなる「小梅・白加賀・真鶴」といった品種も多く、毎年6月始めに行われる、心身障害学級の子どもたちや福祉施設の利用者による「梅もぎ教室」にも利用されています。

 このように育てた梅を、より多くの皆様に楽しんでいただくため開催している「せたがや梅まつり」も今年で25回を数えるまでになりました。
 春のたよりを楽しむおまつりとして世田谷区はもとより、近県からも多くの人が訪れ、期間中には多数の人出でにぎわいます。

 羽根木公園の梅林をゆっくりご覧ください。














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