第33回農大生協ボロ市

場所:JRA馬事公宛前けやき広場

■日時■
平成11年6月5日(土)11:00〜17:00(時間は予定)
平成11年6月6日(日)10:30〜16:30(時間は予定)
*少々の雨であれぱ、決行します。

1、はじめに

今白、私たちは豊富な「もの」に囲まれて生活しています。そのため、マス・メディアによって頻繋にリサイタルやリユース等が話題となっていても、「ものを大切にする」という認識はまだまだ低いのが現状です。その意議の低さによって、たとえ新品同燃の「もの」を持っていたとしても、新製品が出る度に買い換える等の”ものを無駄にする”という行動をとってしまいます。そのような行動が、ごみ問題等の大きな問題に発展しているのです。ですから、「ものを大切にする」という意識を高めると共に、身近なところで出来ることから実行していくことが、様々な問題を解決する一つの方法だと私たちは考え
ます。
農大生協ボロ市は、組台員をはじめとする学生はもとより地域住民の皆様にも「ものを大切にする」ということを考え直してもらおうという主旨に基づいた場です。第32回も世田谷区と東京農業大学の後援を頂き、JRA馬亭公苑前けやき広場にて開催いたしました。そして、農大生ばかりでなく東京農業大学周辺地域の方々にもボロ市に参加していただき、有意義な場とすることができました。第33回農大生協ボロ市を下記の意義、目的及び内容でJRA馬事公苑郁けやき広場において開催したいと思います。

2、意義と目的

現在、世の中ではゴミ問題や食料問題等の問題が発生しています。それらの問題を引き起こすのは、まだ使用できるものを簡単に処分してしまうことや、食べ物を必要以上に購入し、食べ切れずに廃棄するなどの“ものを無駄にする”という行動です。そしてそのような行動をとるのは、「ものを大切にする」という意議が低く、このままだと限りある資源が将来無くなってしまうという実感がほとんど無いからだと思います。
そこで、今回のボロ市では「未来のために今できること」(限りあるものを大切に使うために、身近な生活の中で今自分たちに出来る事)について取り組みます。それによって実行委員だけでなく、当日来て下さった方々にもリサイタルやリユース等が身近なものであり、難しくないことを知ってもらい、行動に移して頂たいと思います。以上のように、第33回農大生協ボロ市は組台員をはじめとする学生、更には東京農業大学周辺地域の方々と共に「ものの大切さ」を考え、それを日常生活の中で活かしていけるような場にしたいと思います。

3、主催

東京農業大学生活協同組合

4、運営方法

平成11年4月に新入生有志と第32回農大生協ボロ市経験者中心の上級生有志が集まり、第33回農大生協ボロ市実行委見会を結成します。その後、ポロ市への出品物を募集するためのビラを農大周辺の各家庭に配布します。
そしてボロ市に出品して下さる方の所へ実行委員が伺い、出品物を回収し、倉庫で責任をもって保管します。またテレビやラジオ、新聞、雑誌等のマス・メディアを利用してボロ市の主旨及び開催の宣伝を行なっていきます。また、農大学内・学外にて実行委員全員によるボロ市開催の為の宣伝活動を行ない、ボロ市に少しでも関心を持ってもらい当日1人でも多くの方々にご来場して頂けるようにします。他にも当日に行なうステージ企画や、「ものの大切さ」について実行委員自身が考えたことの発案、模擬店・卸売店の準備を進めていきます。ポロ市当日には、家具・衣類・電化製品・雑貨・古本・情報提供・模擬店・ステージ・東京農業大学諸団体に分かれて、販売・展示等を行うと同時に、会場の準備にあたります。ポロ市当日終了後は会場整備・ごみ処理を徹底します。

5、実行

第33回農大生協ボロ市実行委員会
弟33回農大生協ポロ市実行委員会の構成
(1)農大生協組織部
(2)第32回農大生協ポロ市を経験した上級生の有志
(3)新入生をはじめとする農大生有志

6、内容

(1)回収品の販売
・家具
・雑貨
・衣類
・電化製品
・古本

(2)情報提案(実行委員会による「ごみ問題」「食糧問題」などについての提案)
・模擬店
・廃油から作る石鹸の研究発表
・傘の修理講習会
・その他

(3)青空文化祭典
芸能チャリティーオークション
(芸能人愛用品のチャリティーオークション)
・そめ他(イベント、ステージ企画)

(4)東京農業大学諸団体の出店
・東京農業大学農学部農学科花卉園芸学研究室(花卉の即売)
・東京農業大学植物愛好会(植物の販売)
・東京農業大学緑の家(野菜の即売)
・東京農業大学児童文化研究会(人形劇など)
・東京農業大学野鳥の会(バッチ等の販売)

7、必要経費

第33回農大生協ボロ市実行委員会は世田谷区や農大生の不要になちた品物を回収し多少の値段で販売するわけですが、ボロ市当日の収入のみでは約300万円にも達する活動の諸経費を補う事は難しいと思われます。よって、その諸経費を農大生協で補う形をとります。なお、第32回農大生協ポロ市では売上の一部からユ二セフに少々の額ながら寄付という形をとらせて頂きました。第33回農大生協ポロ市も前回同様、売上の一部をユニセフなどに寄付することを考えております。


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