当社が昨年4月に不正乗車に関するアンケートを実施した結果、不正乗車をなくし、公平に鉄道を利用するためには「鉄道会社側がシステムや施設などのハード面を改良すべきである」という回答が約8割を占め、「罰金を高くする」、「氏名を公表する」などといったペナルティーを課すべきだとする意見よりも多くの回答が寄せられました。
輸送サービス向上のための設備投資がお客さまからお預かりした運賃収入によってまかなわれているなかで、小田急では、このような不公平をなくすために自動改札機のご利用などをお願いしてまいりまじた。
ご乗降確認システム「フェアスルーシステム」を4月1日より導入させていただきます
小田急では、平成3年から自動改札機の設置を進め、平成9年3月までに全駅に自動改札機を設置しました。また、臨時改札口や連絡改札口への自動改札機の設置も進め、現在までに藤沢駅JR連絡改札口を除くすべての改札ロへの自動改札機の設置が完了しています。そこで、この自動改札機を利用してきっぷや定期券などの乗車券に入出場の情報を記録し、ご乗降を確認する「フェアスルーシステム」を4月l日から導入させていただくこととなりました。