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創立120周年、代沢小学校
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寺子屋「代沢塾」を前身として明冶13年1月
に開校した代沢小学校(現在の世田谷区立代沢小学校、代沢5-1-10、児童数240名)が、
平成12年1月に創立120周年を迎え、同校卒業生協カによる諸々の行事が計回さねている。
安政時代に森厳寺前の伊東市太郎氏は、近隣の子供を自宅に集め読み書き珠算等を教えていた。
その後代田村方面の子洪も集り、現在の代沢小学校のある場所に草ぶきの
一軒を建て「代沢塾」と称し教育をつづけたと伝えられる。明治12年11月に「公立学校設立伺い」
が提出され明治13年1月23日開校された。それから120年の歳月が流れた。
来年(2000年)1月15日には「代沢小学校創立120周年記念式典」が開かれる。
地元・北沢八幡神社の矢島嗣久さんを始めとする同校卒業生は、12名の委員で運営さ
れる「20周年を記念する会」を結成、この5月22日に最初の行事として記念バザーを開いた。
PTAや地元住民の協カがあって五百名余りが参加した。7月9日には
代沢せせらぎ公園で、ホタルを放ち消防庁音楽隊の演奏を楽しむ「ホタルと音楽のタべ」が行われた。夏休みには、同校せせらぎ(緑道)側の
校舎側壁に、全児童の手づくりによる魚の焼物の装飾が行われる。
また、児童の交流学習先、山形県舟形小学校との間で毎年行われている
「もちつき」が今回は120周年を祝って紅白もちとして今年12月に
行われる。来年1月15日の記念日には数多くの卒業生が旧交を
温める機会として、記念式典祝賀会の後、同窓会が復活される予定だ。
長嶺春樹同校校長は、「下北沢には山の手的なたたずまいと、
行き交う人情と人の活気がうれしい下町的な情緒があります。
私は人情があり、おみこしがおどるパワフルでナウイ下北沢という地が大好きですから、
今年もおみこしをかつぎます。あまりはでやかにせず、下北沢の地域の方々と共に一緒にお祝いで
きれぱと考えております。子供たちの心に残る記念の会にしましよう。」と話している。
■120周年についての問合せ等は、
代沢小学校(電話 03-3413-4551,4552)へ |
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